MOTIV社の歴史上、最も人気のあるクロスオーバーはPRIMAL RAGEとVENOM SHOCKの組み合わせと言われています。VENOM SHOCKは米国で現在も生産され続けられており、その人気ぶりは今なお健在と言えます。PRIMAL RAGEは日本においてMOTIV社が一気に脚光を浴びた立役者であり、センセーショナルなバックエンドリアクションはあの当時の多くのボウラーを魅了しました。この魅力のある2つのボールの良い部分を掛け合わせ、相乗効果を得たのが今回のPRIMAL SHOCKです。PRIMAL SHOCKのTurmoil MFSテクノロジーはVENOM SHOCKと同じで、MOTIV社のベンチマークであり、コントロールとアグレッシブさを高いレベルで調合できているカバーストックで、ミディアムを中心に最適なトラクションを得ることができます。配色もVENOM SHOCKと同じなので、一目でVENOM SHOCKのDNAを受け継ぐボールと想像がつきます。その実績あるTurmoil MFSカバーストックとPRIMAL RAGEのImpulse V2コアが組み合わさることで、ミッドレーンのトラクションとダウンレーンの十分な角度を生み出せるようになっています。この二つのクロスオーバーは、ただ人気のある組み合わせなだけでなく実績もあり、米国インディアナポリスで開催された「2023 US OPEN」でMOTIV契約のEJタケットが壮絶な戦いを制して優勝。3つ目のメジャータイトルを奪取しPBAツアー三冠(Triple Clown)達成者9人に名を連ねました。その彼のバッグに、PRIMAL SHOCKが入っていたことで勝ち抜けたという報告もきています。Turmoil MFSカバーストックはSolidベースの中でMidのトラクションとドライエリアの反応が良くでる素材の一つです。PRIMAL RAGEのImpulse V2コアの先の動きが出る特性にMidのトラクションが加わることで、VENOMのイメージの曲がり始めとPRIMAL RAGEの曲がり終わり双方を感じられる逸品に仕上がっています。
特記事項(徳江和則プロ)
VENOM SHOCKのカバーにPRIMAL RAGEのコアという、MOTIV本気の反則級の組み合わせで、 Midの安定感とRAGEの先の動き、良いところを組み合わせた夢のような仕上がりです。
カバーストック:Turmoil MFS Solid Reactive
コア:Impulse V2
RG:2.550
ΔRG:0.050
表面仕上げ:4000 Grit LSS
硬度:74~76°
InterDiff:0.000
カラー:Purple/Purple Solid
ウエイト:12~16lbs